『解離ってこういう感じ』
| cheyenne-chalon2のブログ
https://ameblo.jp/cheyenne-chalon2/entry-12417975133.htmlに、以下のコメントを投稿しました。
- 尼崎連続殺人事件の角田美代子容疑者は、最初は親族の男性が女児に性的な虐待をして激怒したことから、良心も感情も機能していたと言えますが、その男性を拘束して物置か何かに閉じ込めた結果、死なせてしまい(←殺す気はなかったリンチ=私刑)、そのあとは連続殺人事件の主犯になっていったと言われています。もし、そうであるならば、リンチの結果に驚愕して良心の解離を起こしたと言えます。
「感覚が麻痺してぼーんやりしてる状態」というよりも、殺人を次から次へと指示する過覚醒状態にありながら、当人は「殺人事件を指示している。このような触法行為=無法エリアの形成&拡大は、人としてやってはいけない」と感じることができなくなっていたわけです。このとき、角田美代子容疑者は、薬物を摂取して「気が大きくなった」(←自我肥大)状態だったわけではありません。あらゆる犯罪は、解離しなければ実行できない…というだけのことです。
「酒を飲んで気が大きくなって誰それを殴って、暴行傷害罪あるいは相手が落命してしまい、傷害致死罪に問われた」などという犯罪も(解離して初めて実行が可能になるわけで)解離犯罪です。
解離する特権を享受してしまったがゆえに起きた不幸です。
角田美代子容疑者も、一時期、良心の解離を起こして連続殺人事件の主犯になっていったようですが、警察での取り調べが始まったあとに自殺してしまいました。良心の呵責が起きなければ津久井やまゆり園事件の植松聖容疑者と同様、殺害することの正当性を主張したでしょうから、自殺で終わることはないでしょう。したがって、良心がないから犯罪者になったのではなく一時的に良心が解離していただけなのです。一連のことを全部、想起して反省できれば、更生できます。
痛覚の解離については、「何かに集中している際には痛みを感じない」現象として、結構、多くのアスリートが体験しているでしょう。
どうも、お邪魔しました。2018/11/10 05:33:15
痛覚の解離を起こす「選択的非注意」については、
皆さまも、お大事に。