に franoma より
はちみつが好きなクマちゃん= Medve で、Медведев(メドヴェージェフ)さん。
一方、コバーチさんは鍛冶屋(←武器を作る人。スラブ語源)さん。
раско́льников は…
駅弁祭さんは、恢復への道を歩まれていると推察します。当人らしさが残っているのがブログ記事から判ります。
раскольников ← раскольник =①分離派宗徒、②分裂策動家
раскол
=①断ち割ること、②分裂、③(ロシア)正教分裂(17世紀半ばの)分離派
раско́льник
平凡社「世界大百科事典」
raskol’nik
ラスコーリニキ
17世紀後半にロシア正教会で行われた典礼改革,いわゆる〈ニコンの改革〉の受入れを拒否して正教会から分離した分派の総称。ラスコーリニキとは分離派の意味だが,分離の理由として旧来の典礼に固執したため古儀式派とも呼ばれる。モスクワ総主教ニコン(在位1652-66)がツァーリ・アレクセイの信を得て懸案の典礼改革に乗りだしたとき,それが典礼書の改訂と典礼慣行の修正といった信仰の本質とはかかわりのない問題であったにもかかわらず,その背後に集権主義的国家教会の圧力を見てとった聖職者と信者はその改革に従わず,分派を形成した。この分派は1667年に正教会によって破門され,以降,国家権力の迫害にさらされることになった。指導者の長司祭アバクムは2度にわたって追放され,82年に火刑に処せられた。
…(以下略)…
「集権主義的国家教会の圧力」を拒否して分派を形成した人であり、
そのために迫害された人。
раско́льников
Raskol’nikov
小学館「日本国語大辞典」によると、
ラスコーリニコフ
ドストエフスキーの小説「罪と罰」の主人公。選ばれた強者は平凡な市民のための法を越える権利があると信じて金貸しの老婆を殺すが、のち良心の呵責(かしゃく)に耐えかね、また、娼婦ソーニャの愛にめざめ、自首してシベリアに送られる。理性と心情の分裂に苦悩する性格を体現した典型的人物。
…だそうですが、「理性と心情の分裂に苦悩する」のは、「性格」の問題ではないと思われます。「分離派」=「古儀式派」指導者の長司祭アバクムを火刑にするとは、集団ヒステリー=PTSD現象でした。しかし、当時は、火刑=とんでもないことをする集団ヒステリーを起こした多数派が英雄気取り( http://bit.ly/1QD14Wi )で、アバクムさんが「異常」ということにされていたのでしたね。
「はにわ」さんが「柴山が理解していないのか」と書いておいでの部分は、
ファンタジーで治っていくフロイト型PTSD患者さんたちの話ですね。
ここは、キモです。
ハードSFは、Hard Science Fiction で、
数学SFは、Science Fantasy(© 大野万紀)
「数学SFはファンタジイですから、ハードSFじゃないです(爆笑)」
http://www.asahi-net.or.jp/~KX3M-AB/rucker/rr_panel.html
S先生も、
岡野憲一郎医師の本をお読みになって、
『オーベルト(理論家)とフォン・ブラウン(実務家)、岡野憲一郎、宮本常一』
|精神科医ブログ、広島長崎原爆・福島原発放射能、第二次大戦、児童虐待・DV・レイプのトラウマ(複雑性)PTSDの心理・薬物融合療法発見
http://ameblo.jp/phantom-nightmare/entry-11987656285.html
「岡野憲一郎が
『(新)外傷性精神障害』
で「PTSD」と「神経症」(フロイト型PTSD)の理論的接点を見いだし、私はそれを学習したからこそ、「ラポール」を縦横に使いこなせるようになったのは事実」
とお書きです。それで、私も真似して拝読しました。何がともあれ、
既にある臨床知見
http://bit.ly/Ssensei
を基に、社会PTSD現象に対処するしかありませんから。この件は、拙ブログ記事
http://ameblo.jp/aya-quae/entry-11987609983.html
に、以前、書きました。
箱庭療法家の翠雨先生とS先生がお書きのPTSDからの回復プロセスは同じで、
治癒する当人の宗教も基層文化も無関係であることも、
翠雨先生のブログにコメント( http://bit.ly/1U6MeEi )しました。
翠雨先生がお書きのように、
(1) 記念日反応が起こること
(2) 傷つきは一生続くこと
(3) 自分はそれを忘れない決意であること
加害者か被害者かは無関係に、PTSD予防&克服には不可欠な注意点( http://bit.ly/21lkSE3 )であり、S先生が 定義された「(トラウマの)受容」は、
翠雨先生ご指摘の3点の(2)と(3)に該当します( http://bit.ly/1TemPZT )。
ここまで来て、残るは「復讐感情の迷走」を避ける(=PTSDがこじれるのを避ける)ため、多重人格性のある加害者型PTSDについて理解を進めることです。それは加害者の加害行為をなかったことにして「和解」して、被害者の「安全確保」を放棄することではありません。あくまでも、「魂の殺人」=PTSD負の連鎖を止めるために、被害者の「安全確保」を実践し続ける以外の道はありません( http://bit.ly/2dF8PyC )。
誰かの脳内では、皆(「サイコドクターSと内海聡はつるんで」、ついでに
箱庭療法家の翠雨先生とS先生がお書きのPTSDからの回復プロセスは同じだと指摘した私も含め)まとめて
「悪い人たち」
ということになっているようです(?)という件は何故か名前が出てくる内海聡医師のブログに2016年8月1日にコメントしました。
http://touyoui.blog98.fc2.com/blog-entry-455.html#comment7503
岡野憲一郎も自らの過去の最大の業績を忘れたようです。
https://ameblo.jp/phantom-nightmare/entry-12422613717.html