Quantcast
Channel: あ~どうしたものか
Viewing all articles
Browse latest Browse all 19012

”広島市巨大書店、(コロナ)うつ病、発達障害、複雑性PTSD”

$
0
0


リブログ元記事から転載:
日本精神神経学会が学会誌の「精神神経学雑誌」に総会での「臨床症例を伴わない概念論だけのコピペ発表」の切り貼りとはいえ、「複雑性PTSD」特集をしたことで、隠し回ってきた国連WHO診断基準「ICD-11」(2018年)の最大の改訂点をようやく公にした。もちろんそれが北米診断基準「DSM-5」(2013年)の解体につながるという意義には触れるはずはないが。

DSM-5に続いてICD-11でも「ナチスの優性思想(T4)診断であるアスペルガー症候群の永久消滅」については沈黙しているが。

近所の広島市巨大書店にもかって存在した「一般人向け精神医学コーナー」は解体された。書棚に何段も「うつ病本」が並んでいた時期はいつの頃だったろう。
ネットに蔓延する「コロナPTSD」否認の「コロナうつ(病)」も書籍化するわけではない。

こてつ名誉院長(藤川徳美)の「うつ消しごはん」が民間療法コーナーの一角に存在するだけである。

「発達障害本」は拡散して色々な書棚で見かける。

一時は精神医学書コーナーで見かけたジュディス・ハーマンの「心的外傷と回復」はまた見なくなった。

公立図書館でも「心的外傷と回復」はほとんど置いてない。同じくらい高価なハードカバーでとても読みにくい「PTSDの医療人類学」を置いている図書館は多い。
出版業界が「ICD-11」の2022年以降の邦訳公布以後も「心的外傷と回復」の文庫本化をする気があるのかないのか。

ハーマンと同じユダヤ系アメリカ人精神科医のロバート・J・リフトンの広島原爆被爆者研究「死の内の生命」(生存者罪悪感サバイバーズ・ギルトがリフトンにより発見された)が1970年代に出版され絶版になり、文庫本化されたのは2010年、3・11福島原発事故・東日本大震災の前年だった。


ファイル0094.jpg


皆さまも、お大事に。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 19012

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>